多気町での脱炭素に向けた取り組みについてご紹介します。

地球温暖化とは

 私たちの社会は、それぞれの地域の気候を背景にかたちづくられています。その気候が地球規模で私たちが経験したことのないものに変わりつつあります。地球温暖化は、生活や産業活動を通じて排出される温室効果ガス(二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六ふっ化硫黄(SF6)、三ふっ化窒素(NF3))により引き起こされる現象です。また、地球温暖化がもたらす気候変動問題は今や「気候危機」とも言われていて、私たち一人ひとり、この星に生きるすべての生き物にとって避けることができない喫緊の課題です。既に世界的にも平均気温の上昇、雪氷の融解、海面水位の上昇が観測され、我が国においても平均気温の上昇、大雨、台風等による被害、農作物や生態系への影響等が観測されています。また、地球温暖化の進行に伴い、今後、極端な気温や降水などのリスクが更に高まることが予想されています。

 

 

ゼロカーボンシティ宣言

2021年(令和3)年4月12日に、多気町・明和町・大台町・度会町・大紀町・紀北町の6町共同で「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。

ゼロカーボンシティ宣言

 

 

多気町地域再生可能エネルギー導入戦略

2023(令和4)年度、ゼロカーボンシティに向けた必要な対策のひとつとして、再生可能エネルギーの最大限導入に向けて再生可能エネルギーのポテンシャルの調査・分析を行い、2050年を見据えた将来ビジョンと脱炭素シナリオ、再生可能エネルギーの導入目標などを定め、戦略としてまとめました。

多気町地域再生可能エネルギー導入戦略

 

 

多気町地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)

「多気町地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)」は、地球温暖化対策の推進に関する法律の規定に準じ、町・町民・事業などの各主体が連携しながら、町域の自然的・社会的条件に応じて温室効果ガス排出量の削減に取り組むことを目的とするものです。さらに、脱炭素社会の構築を見据え、適切な再エネ導入目標の設定及び地域課題の解決を同時に達成するための施策を示すものです。また、本計画は本町における地球温暖化対策に関する取組を推進するための実行計画であるとともに、気候変動適応法に基づく適応策を示すものです。

 

多気町地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)では、脱炭素シナリオのとおり、令和12(2030)年度の温室効果ガス排出量を、平成25(2013)年度比で48%以上削減を目指すこととし、国の削減目標である46%削減、県の削減目標である47%削減を上回る目標を設定することで、日本全体の地球温暖化対策への積極的な貢献を目指します。

 

町役場自らが実施する事務及び事業に伴い発生する温室効果ガスを削減する目標とその達成に向けた対策を定めた事務事業編では、目標年度の令和12(2030)年度の削減目標を、区域施策編の目標である基準年度の平成25(2013)年度比48%削減より高みを目指すこととし、政府実行計画(同50%削減)を上回る55%削減の達成を目指します。

 

▶多気町地球温暖化対策実行計画(第1章計画策定の基本的事項)

温対計画No1(PDFファイル:6.2MB)

▶多気町地球温暖化対策実行計画(第2章区域政策編)

温対計画No2(PDFファイル:14.3MB)

▶多気町地球温暖化対策実行計画(第3章事務事業編 第4章適応策の検討 第5章計画策定の推進体制・進行管理 資料編)

温対計画No3(PDFファイル:8.4MB)

▶多気町地球温暖化対策実行計画(概要版)

温対計画 概要版(PDFファイル:1.9MB)

 

 

補助金
企業との脱炭素に関する協定

多気町とユアスタンド株式会社は、令和6年3月15日に、「地域脱炭素社会の実現に向けた包括連携協定」を締結しました。
 この協定に基づき、相互の脱炭素に関する知見や技術を活用して、脱炭素のまちづくりを目指します。

ユアスタンド脱炭素協定(PDFファイル:393.4KB)

多気町と株式会社アドバンテックは、令和6年4月18日に、「地域脱炭素社会の実現に向けた包括連携協定」を締結しました。
 この協定に基づき、相互の脱炭素に関する知見や技術を活用して、脱炭素のまちづくりを目指します。

アドバンテック脱炭素協定(PDFファイル:664.6KB)

脱炭素に関するリンク集

町民環境課 環境係

電話: 0598-38-1113 ファックス: 0598-38-1140

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