着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)を含む特定不妊治療費助成事業

更新日:2025年04月07日

着床前胚染色体検査(PGT-A)を含む特定不妊治療については混合診療となり保険対象外となりますが、下記対象条件に合う場合、助成を行います。

着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)とは

不妊治療において、体外受精で得た受精卵を子宮に戻す「胚移植」は最も効果の高い治療法の一つとされており、着床前に胚の染色体数を調べる「PGT-A」は、体外受精によって得た受精卵を体外で育て細胞が増えた胚(受精卵)に対して行います。細胞内にある染色体の数は正常よりも多いことや少ないことがあり、この状態を「異数性」と呼び、異数性の胚は着床できなかったり、着床しても流産となる可能性が高いことが知られています。

対象

以下のすべてを満たしている方

  • 助成を受けようとする治療開始時に妻が35歳以上43歳未満であること
  • 特定不妊治療を受けた法律上の婚姻をしている夫婦及び事実上の婚姻関係にある夫婦であること
  • 保険適応の体外受精等2回以上不成功、または流産を2回以上経験したもの(日本産科婦人科学会推奨の検査対象)
  • 該当検査を公益社団法人日本産科婦人科学会が認定した施設において実施したもの
  • 助成申請日において、夫婦双方または一方が多気町に住所を有しているもの

三重県内のPGT-A承認実施施設(令和7年4月1日時点)

  • みのうらレディースクリニック
  • 三重大学医学部附属病院
  • 医療法人西山産婦人科
  • 済生会松阪総合病院

助成金額

治療1回(採卵~胚移植)につき30万円以内(胚移植のみ17万5千円以内)

助成回数

保険適用及び保険適用終了後の特定不妊治療に対する回数追加事業の回数と合算して通算8回まで(保険適用、回数追加事業、本事業の順番は任意)。

なお、保険適用外の治療のみで2回以上不成功のものについては、助成回数6回を上限とします。

申請に必要な書類

  • 特定不妊治療費助成事業申請書(着床前胚移植異数性検査(PGT-A)を含む特定不妊治療費助成事業助成用)
  • 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)を含む特定不妊治療費助成事業受診等証明書
  • 特定不妊治療を受けた医療機関が発行する領収書
  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの住所の確認できるもの
  • 申請者の振込先が確認できるもの

申請方法、申請場所

治療終了後、申請書類を多気町役場 こども課 こども未来係へご持参ください。

郵送による申請の場合は、その場合は消印日を申請日とみなします。

申請する際の注意事項

・申請は原則として治療が終了した日から起算して60日以内に行ってください。

・やむを得ない理由(体調不良等)で60日を超えた場合は遅延理由書を提出してください。

・振込先口座は必ず申請者の口座を確認し、誤りのないように記載してください。

この記事に関するお問い合わせ先

こども課 こども未来係

電話: 0598-38-1154 ファックス: 0598-38-1140​​​​​​​

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