訴訟をにおわせるハガキにはご注意ください!
「民事訴訟管理センター」からの架空請求ハガキは無視してください!
「民事訴訟管理センター」などと名乗る機関からハガキが届いたとして全国の消費生活センターはもとより、多気町消費相談窓口にも相談が急増しています。
消費者に、過去に利用した業者への未払いがあると思わせ、それに関して「裁判所に訴状が提出された」「給与、動産物、不動産物の差し押さえ」などと脅して不安にさせたうえで、訴訟の取り下げ等について相談するよう、誘導しています。
消費者が「民事訴訟管理センター」に連絡をしたところ、名前、住所、連絡先などの個人情報を聞き取られたり、弁護士を名乗るものを紹介され、最終的にはコンビニでプリペイドカードを購入し、お金を支払ってしまったとの相談も寄せられています。
ハガキの内容例
総合消費料金未納分訴訟最終通知書
訴訟番 そ355
この度御通知致しましたのは、貴方の未納されました総合消費料金について契約会社、ないしは運営会社から民事訴訟として訴状の提出をされました事を御通知致します。以降、下記に設けられた裁判取り下げ最終期日を経て訴訟を開始させて頂きます。このまま御連絡なき場合には、原告側の主張が全面的に受理され裁判後の処置として給与の差し押さえおよび動産物、不動産物の差し押さえを執行官の立会いのもと強制的に履行させて頂きますので裁判所執行官による「執行証書」の交付を承諾して頂くようお願いすると同時に債権譲渡証明書を一通郵送させて頂きますので、ご了承ください。民事訴訟および、裁判取り下げ等の御相談に関しましては当局にて受け賜わっておりますので職員までお問合せください。尚、書面での通達となりますので、プライバシー保護の為、必ず御本人様から御連絡頂きますようお願い申し上げます。以上を持ちまして、最終通達とさせて頂きます。
裁判取り下げ最終期日 平成30年3月●日
民事訴訟管理センター
〒102-8688
東京都千代田区九段南●●●
消費者相談窓口 03-●●●●₋●●●●
受付時間 9時~20時
このように身に覚えのない、訴訟をにおわせるようなハガキが届いても、決して相手に連絡せず、無視してください。不安を感じたり対処に困ったりした場合には、すぐにお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)に相談してください。
この記事に関するお問い合わせ先
企画調整課 商工観光係
電話: 0598-38-1124 ファックス: 0598-38-1140
更新日:2021年03月29日