年間事業予定

更新日:2025年03月25日

令和7年度郷土資料館事業予定

収蔵資料の移動

多気郷土資料館では、今年度よりIPM(総合的有害生物管理)を導入します。そのため、勢和郷土資料館に収蔵される紙資料を多気郷土資料館に移動、一括管理することになりました。

資料の移動作業及び次回企画展準備のため、5月8日まで休館いたします。

企画展

 

・5月9日(金曜日)~6月22日(日曜日)  

「くらしの形と心 vol.1 ~調理する~」

これまで公開の機会に恵まれなかった道具類を広く紹介するため、民具を中心に収蔵品を展示する企画展をシリーズ化し、年1回開催。第1回は、「調理する」をテーマに、道具類をはじめ、昔の料理レシピ、献立が掲載された文書や書籍等を展示します。

・同時開催 ミニ展示

「埋もれていたモノたち~森荘川浦遺跡1~」

所蔵出土品の点検を兼ね、収蔵庫に眠ったまま、日の目を見る機会がほとんどなかった所蔵の考古資料を展示ケース1つ分のスペースで紹介します。年に1回開催。第1回は、森荘川浦遺跡から出土した土器などの土製品を展示します。

・7月18日(金曜日)~9月21日(日曜日)

「知的好奇心が開いた世界~本草学・博物学・博覧会~」(仮題)

今年4月~10月に開催される大阪・関西万博に合わせ、その原点となる本草学をはじめ、博物学、博覧会関連の資料を展示します。多気町が生んだ二人の本草学者、野呂元丈と西村広休の業績を紹介するとともに、人々の知的好奇心が探求し、集めたモノの研究が学問となり、人々の知的好奇心を満たす博覧会へと発展するさまを伝えます。

・令和8年1月14日(水曜日)~3月15日(日曜日)

「昭和100年 くらしのうつりかわり」(仮題)

昭和改元(1926年12月25日)から100周年となるのを記念し、開催。昔の暮らしについて学ぶ小学3年生の授業に対応した展示です。生活道具をはじめ、当時の新聞・雑誌、文書なども展示し、戦前・戦中・戦後と暮らしが大きく変わった昭和時代を振り返ります。

特別整理作業

期間は9月22日~12月末まで

資料の有効活用を目指し、約4万点におよぶ旧佐奈村役場文書を整理、目録作成を進めていきます。

整理期間中、企画展は開催しません。

問合せ、資料の特別利用などは対応しますが、担当職員が不在の場合がありますので、多気郷土資料館に電話(0598-38-1132)でご相談ください。何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

イベント

〔歴史文化特別講演会〕

本草学に関する企画展開催を記念し、特別講演会を開催します。

9月13日(土曜日) 午後1時30分~3時

演題

「伊勢の本草博物家 野呂元丈と西村広休 ― 二人のみた舶載洋書をめぐって―」

講師:松田 清氏(京都大学名誉教授・神田外語大学日本研究所客員教授)

会場:BANKYO文化会館多目的ホール

 

〔たきカルタを歩く 第7回 津田地域(仮題)〕

11月、たきカルタに登場する名所などを歩き、郷土の歴史・文化に触れるイベントを開催。第6回は伊勢本街道沿いにある津田地域を訪ねます。

※各イベントの申込方法等、詳細は決まりしだい当ホームページでお知らせします。

お問い合わせ先

多気郷土資料館

電話:0598-38-1132